訪問診療について
高齢化が進み通院が困難な患者さまが増えてきました。それと同時に誤嚥性肺炎で亡くなる方も増えています。
誤嚥性肺炎とは口腔内の細菌が肺に入ることで引き起こされるもので、加齢による飲み込む力や反射が弱くなる事が大きな原因の一つです。
誤嚥性肺炎を予防する為には飲み込む力を維持する事が大事です。
誤嚥性肺炎と聞くと食べ物を飲み込む時に起こると思われますが、唾液を飲み込む時に唾液中の細菌が悪影響を及ぼすことの方が気をつけなくてはいけません。
そこで当院としては大学病院の嚥下専門医と在宅での嚥下評価や嚥下訓練を行い、少しでも誤嚥性肺炎のリスクを減らしていきたいと考え訪問診療を行います。
また、口腔内にお困りの事があるが通院が困難な患者さま(脳梗塞の既往、小児の病気等)の在宅での対応もしています。
※訪問診療のご予約はネット予約対象外となります。当院受付またはお電話にてお問い合わせください。
訪問担当歯科医師(嚥下専門医)の紹介
渡邊 賢礼
・昭和大学歯学部スペシャルニーズ口腔医学講座口腔衛生学部門 講師